![]() Harqワイヤレスネットワークに用いるバッファ管理の協力計時器と再伝送計数器
专利摘要:
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信システム中、受信器は、伝送器から、HARQサブバーストを受信する。受信器中の再伝送計数器(RE_TX_CNT)は、(i)受信器が適切にHARQサブバーストをデコードできないか、或いは、(ii)所定の再伝送遅延(Predetermined Retransmission Delay、PRD)間隔中に、受信器により、HARQサブバーストの再伝送を受信しない場合、インクリメントされる。RE_TX_CNTが最大再伝送計数(MAX_RE_CNT)に達する場合、受信器中の軟性結合バッファ中に先に保存されたサブバーストの情報をフラッシュする。軟性結合バッファはHARQの目的を実現する。伝送器と受信器間は、PRD時間間隔とMAX_RE_CNT値のパラメータを設置することを予め協議する。もう一つの実施例で、受信器がデコードできないHARQ伝送を受信後、受信器中の新規の計時器が、第一スレショルドを経過したことを示す場合、バッファ中の情報がマークされるが、計時器が第二スレショルドを経過したことを示す場合、マークされた情報がフラッシュされる。 公开号:JP2011514083A 申请号:JP2010549005 申请日:2009-03-06 公开日:2011-04-28 发明作者:イシェン チェン 申请人:聯發科技股▲ふん▼有限公司Mediatek Inc.; IPC主号:H04L1-16
专利说明:
[0001] この出願は、2008年3月7日付け出願の「ブロードバンドワイヤレスアクセスネットワークに用いるDLHARLの受信」と題された米国仮出願番号61/034,512から合衆国法典第35編第119条に従って優先権を主張し、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。] [0002] 本発明は、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat ReQuest、HARQ)通信スキーム、及び、関連装置に関するものである。] 背景技術 [0003] 一般の携帯電話ネットワーク中、ユーザーは、送受信機(handset)により通信する。送受信機は、通常、移動局(Mobile Station、MS)のことである。移動局は、基地局(Base Station、BS)と双方向無線通信し、基地局は基地局ネットワークの一部である。ユーザーの移動局は、初めは、第一基地局の通信範囲中にあり、第一基地局と通信する。その後、ユーザーの移動に伴って、移動局が第一基地局の通信範囲から外れて、第二基地局の通信範囲に進入し、移動局は、第二基地局と通信を開始する。この方法で、ユーザーは、一基地局の通信範囲から、もう一つの基地局の通信範囲に移動する過程で、基地局ネットワークとの通信を維持することができる。基地局から移動局の通信は、ダウンリンク通信(DownLink(DL) communication)と称され、移動局から基地局の通信は、アップリンク通信(UpLink(UL) communication)と称される。このような基地局と移動局ネットワークは携帯電話の通信使用に限らず、多種の異なるアプリケーションの通常使用に用いることもでき、多種の異なるプロトコルと基準が一致して、多種目的を達成することができ、汎用高速データ通信目的を含む。] 発明が解決しようとする課題 [0004] あるこのようなネットワークで、基地局と移動局間の通信が干渉を受け、通信データを損失する。よって、時に、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を用いる。標準の自動再送要求(Automatic Repeat ReQuest、ARQ)方法において、エラー検出ビット(error detection bit)が、伝送されるデータに加えられる。ハイブリッドARQで、エラー訂正ビット(error correction bit)も加えられる。受信器が一伝送を受信する時、受信器は、エラー検出ビットを使用して、データが損失したか判断する。損失した場合、その後、受信器は、エラー訂正ビットを使用して、損失データを回復(デコード)することができる。受信器が、エラー検出ビットにより損失データを回復できない場合、受信器は、第二伝送の追加データを用いて(更に多くのエラー訂正情報を含む)、データを回復する。エラー訂正は、初期伝送からの情報と、一つ、或いは、それ以上の後続の再伝送からの追加情報を結合することにより実行される。HARQシステムは幾つかのタイプがある。あるタイプ中、再伝送は、エラー訂正とエラー検出情報を含むが、データは含まない。別のタイプのHARQシステム中、再伝送は、データを含み、エラー検出とエラー訂正情報も含む。] [0005] 図1(公知技術)はHARQ技術の簡潔な図である。ブロックの頂部第一列1は、データビット2とチャネル符号化ビット(channel encoding bits)3を含む。本例中、チャネル符号化ビット3は、エラー検出とエラー訂正情報を含む。データ2が、第一伝送4で、伝送器から受信器に適切に通信する場合、幾つかのチャネル符号化ビットが要求されて、受信器のデータを回復する。従って、第一伝送4で、データビットと一部のチャネル符号化ビットだけが伝送される。データが適当に回復(デコード)されれば、伝送は不要である。しかし、もし、第一伝送4が一定程度の欠陥があり、受信器でデータが回復できない場合、第二伝送5が試される。この技術中、受信器は、全てのチャネル符号化ビットによりデータをデコードするわけではないので、この第二伝送中、第一伝送で伝送されない一部のチャネル符号化ビットだけが伝送される。受信器が第二伝送5を受信し、データをデコードすることが出来る場合、再伝送は不要である。しかし、もし、受信器がデータをまだデコードできない場合、第三伝送6が実行される。同様に、第四伝送7も実行される。各連続伝送は、更に多くのチャネル符号化ビットを通信し、受信器は、うまく行けば、再伝送シーケンスのある点で、データをデコード、回復し、エラーを排除することができる。] 図1 [0006] 図2(公知技術)は、HARQ技術を用いた通信プロトコルに基づくフレームの構造を示す図である。図2のフレーム構造は、実際のフレーム構造ではなく説明目的のために、簡潔に示している。フレームは、ダウンリンクサブフレーム8とアップリンクサブフレーム9からなる。ダウンリンクサブフレーム8は、基地局から、基地局の通信範囲内の一つ、或いは、それ以上の移動局に通信する。アップリンクサブフレーム9は、移動局から基地局に通信する。基地局の通信範囲内に、多くの移動局がある。移動局が、同時に、アップリンクサブフレームを伝送し、互いに干渉しないようにするため、基地局は、ダウンリンクサブフレーム中に、UL_MAP10を含む。UL-MAP10は、アップリンクサブフレームと通信する特定の移動局、及び、移動局がいつこのサブフレームを伝送するかを示す。本技術を熟知する者なら分かるように、垂直軸線の単位は、通信に用いられる様々なサブチャネルを示す。水平軸は、左から右へ、時間範囲を示す。よって、アップリンクサブフレームは、時間軸上で、ダウンリンクサブフレームのすぐ後に出現する。HARQの実施例で、基地局は、通信過程で、図1の第一伝送4を実施する。第一伝送のDL-MAP11は、幾つかの情報要素(information elements、IEs)、及び、幾つかのデータバーストを含む。各バーストは、一つ、或いは、それ以上のサブバースト(sub-burst)を含む。図2中、BURST#1は第一サブバースト(sub-burst#1)を含む。Sub-burst#1は、周期的冗長検査(cyclic redundancy check、CRC)コード12を含む。CRCコード12は、エラー検出コードである。受信器は第一伝送4を受信し、DL-MAPを用いて、DLサブフレームの後続部分中、どこで、sub-burst#1が見つかるか判断する。受信器は、その後、CRCコード12を用いて、sub-burst#1の整合性を検出する。CRC検出が成功した場合、sub-burst#1のデータ通信が成功し、且つ、sub-burst#1の再伝送が不要であると判断する。受信器は、アクナリッジメント(ACKnowledgement、ACK)を伝送器に返送することにより応答する。受信器は、後続のULサブフレームの一時間で、このACKを発送する。ULサブフレームの時間と位置は、伝送器により、UL-MAPのIE中で、受信器に予め指定する。一方、もし、CRC確認失敗により、受信器が適切にデータをデコードできない場合、受信器は、ULサブフレームの指定時間と位置で、否定応答(Negative ACKnowledgement 、NACK)を返信する。図2の例で、ACK、或いは、NACKがアップリンクサブフレーム9中のACKチャネル13中に返送される。図2は簡潔な図である。ACK、或いは、NACKを含む実際のULサブフレームは、データを含むフレーム(本例中、sub-burst#1)の後の幾つかのフレームで伝送されることが分かる。] 図1 図2 [0007] 伝送器(基地局)がACKを受信する場合、サブバーストのデータは、適当にデコードされているので、伝送器は、サブバーストを再伝送しない。しかし、伝送器がNACKを受信する場合、第二伝送5の形式で、サブバーストを受信器に再伝送する。この第二伝送5は、もちろん、後続のDLサブフレームで発生する。受信器がACKを返送する場合、通信が完成する。受信器がNACKを返送場合、伝送器は、別のサブバースト再伝送6を伝送する。図1と図2の例で、サブバーストデータの通信を放棄する前、伝送器は、三回の再送(合計で四回の伝送)を試みる。] 図1 図2 [0008] 図3(公知技術)は、"二度のトグリング(twice-toggling)"問題に関する信号を示す図である。図3で示される信号で、頂部から底部まで、時間進行の順序を示す。基地局は、サブバーストと通信するシーケンス順序(sequence number)(AI_SN)を用い、サブバーストが、前に伝送されたサブバーストの再伝送か、或いは、新しいサブバーストの伝送かを示す。AI_SNシーケンス順序が、前の伝送と同じ場合、受信器は、その伝送が、前のサブバーストの伝送であると見なす。しかし、AI_SNシーケンス順序がトグルされたことを検出する場合、受信器は、その伝送が、別のサブバーストの伝送であると見なす。] 図3 [0009] 図3の例で、基地局(BS)は、移動局(MS)に、sub-burst#1のHARQSUB_BURST#1の第一伝送14を試みる。CRC確認15が失敗し、よって、移動局は、NACK16を返送する。BSがNACKを受信し、sub-burst#1の再伝送17により応答する。伝送は再伝送なので、再伝送のAI_SNは"1"で、且つ、初期伝送14のAI_SN値と同じである。MSは再伝送17を受信するが、データを適切にデコードすることができない。第二CRC確認18は、表記(CRC NOK)により示されるように失敗である。BSが時間19で放棄されるまで、sub-burst#1の伝送が四回(初期伝送、及び、三回の再伝送を含む)試みられる。] 図3 [0010] 時間19で放棄された後、BSは第二サブバーストsub-burst#2の伝送20を試みる。伝送20は、第一sub-burst#1と別のサブバーストの伝送なので、シーケンス順序AI_SNは"0"にトグルされる。しかし、この例で、この伝送20は、移動局により受信されない。星型符号21は、伝送が受信されていないことを示す。一定時間後、BSがACK、或いは、NACKを受信しない時、BSは再伝送22中、sub-burst#2の再送を試みる。再伝送22も、星型符号23で示されるように、受信されない。四回の試みの後、基地局は、第二sub-burst#2の伝送の試みを放棄する。] [0011] BSは、その後、通信過程中、第三サブバーストsub-burst#3の伝送を試みる。この伝送24は、新しいサブバーストの伝送なので、AI_SNシーケンス順序は、再度、"1"にトグルされる。伝送24は、この例で、MSにより受信される。AI_SNシーケンス順序は、伝送24のサブバーストが、前に受信されたsub-burst#1伝送のサブバーストと同じであることを示すので、移動局は、誤って、伝送24と、前に受信されたsub-burst#1伝送からの収集情報を結合することを試みる。MSは、AI_SN値を"0"にするsub-burst#2の通信過程中の四回の試み中のどれも受信しないので、"軟性結合(soft combining)"エラーが発生する。] [0012] 図4(公知技術)は、"バッファオーバーフロー(buffer overflow)"問題に関する簡潔な図である。BSは初め、伝送25で、第一サブバーストsub-burst#1を伝送する。CRC確認失敗26により示されることにより、MSは、データを適切にデコードすることができない。MSは、HARQ技術を用いて、追加のチャネル符号化情報との軟性結合を実行するので、MSは、第一伝送25からの情報をMBの軟性結合バッファ中で保持し、NACK27を返送する。BSはNACKを受信し、sub-burst#1を再伝送する。斜交平行ボックス(Cross-hatched box)28は、受信器中の軟性結合バッファ中に現れるsub-burst#1情報を示す。軟性結合バッファは、情報を保存する固定のメモリ空間を有する。これは、符号"SOFT BUFFERSIZE"により図4で示される。伝送25、29、及び30の後、星型32により示されるように、MSは、sub-burst#1の第四伝送31を受信しない。MSは第四伝送31を受信しないので、移動局は、sub-burst#1の第四伝送を待ち続ける。よって、MSは、軟性結合バッファ中に、sub-burst#1の情報28を保持し続け、軟性結合バッファは、次に進行する第四伝送のsub-burst#1情報と軟性結合する。しかし、BS観点では、sub-burst#1の第四伝送は失敗である。よって、BSはsub-burst#1の通信を放棄し、伝送32で、sub-burst#2を伝送する。MSは、sub-burst#2の伝送33を受信するが、そのCRC確認は失敗である。MSは、よって、軟性結合バッファ中に、sub-burst#2の情報34を保存し、後続のsub-burst#2の再伝送を軟性結合しなければならない。軟性結合バッファ上に推入されるsub-burst#2の情報34は、図4中、斜線ボックス34で示される。失敗のsub-burst#1通信からのsub-burst#1情報28は、軟性結合バッファ中で空間を占有するので、図4で示されるように、sub-burst#2情報34がバッファに保存される時、バッファはオーバーフローである。保存されるsub-burst#2の一部、或いは、全部の情報が損失すると、HARQシステムの未来性能が悪くなる。] 図4 [0013] これらと他の問題を解決するため、計時器(timers)が、時に、HARQシステムに用いられる。図5(公知技術)は、公知のMS計時器の第一状況下の操作を示す図である。本システムは、"非同期再伝送(asynchronous retransmission)"タイプのシステムで、このタイプのシステム中、伝送とBSにより試される再伝送間の時間間隔は異なる時間である。このような"非同期再伝送"システム中、再伝送の試みの間に、相対して不規則な時間間隔がある。図5は、相対して短い時間間隔を有する状況を示し、図6は、相対して長い時間間隔を有する状況を示す。計時器の操作は、線35、ボウタイ型符号36、及び、左向き矢印37で示される。線35は、MSがsub-burst#1の第一伝送38を受信後、計時器が計時を開始することを示す。CRC確認失敗(CRC NOK)39が示されることにより、sub-burst#1は適切にデコードされないので、計時器は、一時間間隔の計時を開始する。この時間間隔が経過するまで、sub-burst#1は適切にデコードされない場合、MSは、その軟性結合バッファから、sub-burst#1情報をフラッシュして、潜在的なバッファオーバーフロー問題の解決を試みる。しかし、図5の状況で、計時器の間隔がとても長く、計時器が失効する前に、sub-burst#3伝送40が既に発生する。よって、このような状況下で、前述の二度のトグリング問題が発生する。sub-burst#3のデコード不能な伝送40が受信され、MSは、AI_SNシーケンス順序が、sub-burst#1の伝送中のAI_SNシーケンス順序と適合するかを検出し、且つ、MSは、伝送40とMSの軟性結合バッファ中に保存された情報との軟性結合を誤って試みる。MSがサブバーストを受信することができるように、BSは、後続の伝送41で、sub-burst#3を再伝送しなければならない。これは、望ましくない。] 図5 図6 [0014] 図6(公知技術)は、非同期HARQ再伝送システム中の公知のMS計時器の第二状況下での操作を示す図である。図6で示される状況下で、sub-burst#1が時間43で適切にデコードされていない場合、計時器は、時間間隔42で失効するように設定される。このような状況下で、第二伝送44は、MSに到達しない。計時器は時間43で失効し、MSは、軟性結合バッファ中に保存されたsub-burst#1の情報をフラッシュする。フラッシュの後、BSは、伝送45で、sub-burst#1の再伝送を試みる。しかし、MSは先に、軟性結合バッファ中のsub-burst#1情報をフラッシュしているので、MS中の軟性結合は失敗する。最悪の状況下で、伝送45は、sub-burst#1の第四伝送で、BSはsub-burst#1の通信の試みを放棄する。よって、図5の状況下で、MS計時器の失効が遅れ、図6の状況下では、MS計時器の失効が早くなりすぎる。] 図5 図6 課題を解決するための手段 [0015] ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat ReQuest、HARQ)通信スキームを用いたシステム中、受信器(例えば、移動局)は、伝送器(例えば、基地局)から、HARQサブバースト伝送を受信する。ある具体例中、システムは、IEEE 802.16m基準に準拠するワイヤレスコミュニケーションシステムである。] [0016] 第一態様で、受信器は、伝送待ち計時器(wait transmission timer)(WAIT_TX_CNT)と再伝送計数器(retransmission counter)(RE_TX_CNT)を有する。受信器中の再伝送計数器(RE_TX_CNT)は以下の場合、インクリメントされる。(i)受信器が適切にHARQサブバーストをデコードできないか、或いは、(ii)所定の再伝送遅延(Predetermined Retransmission Delay、PRD)間隔中に、受信器により、HARQサブバーストの再伝送を受信したことが確認できない場合。受信器中、WAIT_TX_CNT計時器が用いられて、PRD時間間隔がいつか、及び、いつ失効するのかを判断する。受信器中の伝送計数器RE_TX_CNTが最大再伝送計数(Maximal Retransmission Count)(MAX_RE_CNT)に達する場合、前に軟性結合バッファ中に保存されたサブバーストの情報が、軟性結合バッファからフラッシュされたか判断する。軟性結合バッファは、受信器中に位置して、HARQの目的を実現する。HARQサブバースト伝送が発生する前、伝送器と受信器間の交渉は、PRD時間間隔とMAX_RE_CNT値のパラメータを設置する。交渉の結果、伝送器は、一つ、或いは、それ以上のパラメータを受信器に伝送し、PRD時間間隔とMAX_RE_CNT値を受信器で設定する。] [0017] 第二態様で、基地局は、新規の値(例えば、再伝送間隔(Retransmission Interval、RI値))を移動局に伝送する能力がある。受信する移動局は、新規の値を用いて、PRD間隔時間を設定し、この期間で、HARQサブバーストの最新の伝送後、移動局が、PRD間隔内で、基地局からのHARQサブバースト再伝送を受信していない場合、移動局中の伝送待ち計時器(WAIT_TX_CNT)メカニズムが失効する。一具体例中、新規の値は、IEEE 802.16準拠のDSA-RSP伝送中、基地局から伝送される。] [0018] 第三態様において、IEEE 802.16e準拠移動局は、計時器メカニズム、軟性結合バッファ、及び、処理メカニズムを含む。計時器メカニズム(LOST_MAP_CNT)は、移動局がデコード不能なHARQサブバーストを受信後に経過した時間量を追跡する。軟性結合バッファは、後続の可能なHARQ軟性結合目的を実現させるために、軟性結合バッファは、デコード不能なHARQサブバーストのHARQ情報を保存する。LOST_MAP_CNTで示される経過時間が第一スレショルド時間(THR1)に達する場合、処理メカニズムは、軟性結合バッファ中のHARQ情報をマークする。デコード不能なHARQサブバーストの受信後、LOST_MAP_CNTで示される経過時間が第二スレショルド時間(THR2)に達する場合、もう一つのHARQサブバースト情報を軟性バッファに保存する前に、処理メカニズムは、軟性バッファにより、既にマークされたHARQ情報をフラッシュして、可能な軟性バッファのオーバーフローを回避する。] [0019] 他の実施態様と効果は以下で詳述される。本発明の内容は本発明に限定するものではない。本発明は特許請求の範囲により定義される。] 図面の簡単な説明 [0020] 添付図面は、同様の符号が同様の要素を指し示しつつ、発明の実施形態を説明する。 公知技術によるHARQ技術の簡潔な図である。 公知技術によるHARQサブバーストを含むフレームの構造を示す図である。 公知技術による"二度のトグリング(twice-toggling)"問題に関する信号を示す図である。 公知技術による“バッファオーバーフロー”に関する問題を示す簡潔な図である。 公知技術による第一状況下の公知の移動局計時器の操作を示す図である。 公知技術による第二状況下の公知の移動局計時器の操作を示す図である。 一新規態様によるIEEE 802.16m準拠システムの操作を示す図である。システムの移動局が実現し、新規のWAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器が交互に操作する。 図7で示される信号シーケンス中、WAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器がどのように一緒に操作するかを示す図である。 図7で示される信号シーケンス中、図7の移動局のWAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器がどのように一緒に操作するかを示す図である。 図7で示される信号シーケンス中、図7の移動局のWAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器がどのように一緒に操作するかを示す図である。 WAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器が第一状況下でどのように一緒に操作して、図5で示される公知のシステムが第一状況で遭遇する問題を回避するかを示す信号図である。 WAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器が第二状況下でどのように一緒に操作して、図6で示される公知のシステムが第二状況で遭遇する問題を回避するかを示す信号図である。 DL HARQサブバーストが移動局上で受信されない期間のIEEE 802.16e具体例の操作を示すフローチャートである。 移動局がDLHARQメッセージを受信するのに対応するIEEE 802.16e具体例の操作を示すフローチャートである。 図13で示されるプロセスの選択可能なプロセスを示す図である。図13のプロセスと比べると、図15のプロセスは、移動局がDL HARQサブバーストを受信していない期間に使用される。 図13〜図15の実施例のIEEE 802.16e DL HARQ操作のタイミング図である。] 図13 図14 図15 図5 図6 図7 実施例 [0021] 図式に基づいて、本発明の実施例を詳しく説明する。] [0022] ワイヤレスコミュニケーションシステムは、基地局(BS)と複数の移動局(MS)のネットワークを含み、HARQ技術を用いる。ある特定の具体例で、ワイヤレスコミュニケーションシステムは、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers、IEEE)802.16m、802.16e、或いは、OFDMA関連基準に準拠する。] [0023] 図7は、基地局100と移動局101を含むIEEE 802.16m準拠のワイヤレスコミュニケーションシステムの操作を示す図である。移動局100は、"伝送待ち計数器"(WAIT_TX_CNT)として知られる新規の計時器と再伝送計数器(RE_TX_CNT)を用いる。計時器と計数器は、以下の新規の方法により相互運用(interoperate)し、その方式は図8で示される。] 図7 図8 [0024] 図7で示される信号中、頂部から底部は時間進行の順序を示す。まず、基地局と移動局が協議し、"所定再伝送遅延(Predetermined Retransmission Delay、PRD)間隔"で一致し、移動局中のWAIT_TX_CNTの計時器は失効する。PRD間隔は計数値のことで、最大計数値はMAX_RE_DELAYである。この他、基地局と移動局が協議し、"最大再伝送計数値(Maximal Retransmission Count value)"MAX_RE_CNTで一致する。移動局中、移動局がサブバーストの通信を放棄し、移動局の軟性結合バッファ中の前に保存されたサブバースト情報をフラッシュする前に、MAX_RE_CNTは試みる最大伝送数を決定する。また、基地局と移動局が協議し、"再伝送間隔(retransmission interval)(RI)"で一致する。再伝送間隔RIは、基地局により用いられるパラメータで、サブバーストの連続再伝送間の最大許容時間間隔である。協議の後、基地局は、一つ、或いは、それ以上のダウンリンクサブフレーム中で、MAX_RE_DELAY値、MAX_RE_CNT値、RI値、HARQプロセスの最大数、及び、ACK/NCK遅延を移動局101に伝送する。更に、特に、これらのパラメータは、IEEE 802.16準拠のDSA-RSPMAC管理メッセージ124で、BSからMSに通信する。DSA-RSP MAC管理メッセージ124中のPRD間隔(MAX_RE_DELAY値の形式)と比べると、ある具体例中、PRD間隔はRI値の既知機能である。PRD間隔(MAX_RE_DELAY値の形式)は、BSからMSに通信しないが、RI値はBSからMSに通信し、MSは、RI値からPRD間隔を計算する。新しいパラメータは通信過程でも、これらのパラメータを通信するのに用いられるフレーム構造は、図2で示されるような一般の公知の形式である。] 図2 図7 [0025] 移動局101は、パラメータを受信し、保存して、後続の移動局101と基地局100の通信に用いる。この通信の発生は、図7で示される第一HARQsub-burst#1伝送102よりも前である。最初、伝送102の前に、移動局の再伝送計数器RE_TX_CNTは図7で示されるようにゼロである。図7中、RE_TX_CNT=0"表記103は、この再伝送計数器、及び、その前の値を示す。] 図7 [0026] 次に、HARQsub-burst#1の第一伝送102が発生する。この時、基地局は、再伝送(RI)計時器を開始する。線104は、このRI計時の開始を示す。ボウタイ型符号105は、RI計時器を示す。この例で、用いられる多くの通信サブチャネルの一つは雑音があり、伝送102の全情報が移動局で受信されるわけではない。移動局は、サブバーストと一緒に伝送される周期的冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)値を用いて、通信するサブバーストの整合性を確認するが、図7の"CRC NOK"表記106で示されるように、CRC確認は失敗である。伝送102はsub-burst#1の第一伝送なので、移動局101の再伝送計数器RE_TX_CNTはインクリメントされず、ゼロを維持する。注意すべきことは、図8で、PRD間隔が超過するか、或いは、受信した再伝送(伝送ではなく、再伝送)がデコードされない場合、RE_TX_CNTがインクリメントされることである。] 図7 図8 [0027] しかし、移動局101のWAIT_TX_CNT計時器は開始される。線107は、WAIT_TX_CNTがインクリメントを開始する時を示す。ボウタイ型符号108は、WAIT_TX_CNT計時器を示す。伝送102はデコードされないので、移動局は、否定応答(NACK)109を基地局に返送する。] [0028] sub-burst#1の伝送102は失敗なので、移動局は、軟性結合バッファ中に、第一sub-burst#1を保存し、後続のIEEE 802.16m中に用いられるHARQ技術により、その他のsub-burst#1情報と結合する。斜交平行ブロック111は、sub-burst#1情報を軟性結合バッファ(又は、"軟性バッファ"と称する)中に保存することを示す。表記"SOFT BUFFERSIZE"は、軟性バッファ中のメモリ空間の総量を示す。図7で示される実施例中、軟性バッファ頂部の空白部部分112は、軟性バッファ中に保留された自由保存空間(free storage space)を示す。] 図7 [0029] sub-burst#1の第一伝送102は失敗なので、基地局100は、サブバーストの再伝送113を試みる。再伝送113は、RI計時器105失効より前に発生するので、"X"符号110で示されるように、RI計時器を停止する。よって、IEEE 802.16mに基づいて、再伝送の"0"のAI_SNシーケンス順序は、初期伝送の"0"のAI_SNシーケンス順序と同じである。移動局101は再伝送113を受信し、再伝送のsub-burst#1のデコードを試みる。表記"CRCNOK"で示されるように、CRC確認は、再度失敗である。失敗により、移動局は、NACK114を返送し、その再伝送計数器RE_TX_CNTが"1"になるようにインクリメントする。線115で示されるように、新規のWAIT_TX_CNT計時が再開される。] [0030] 基地局は、sub-burst#1の再伝送117の通信を試みる。再伝送117は、RI計時器の失効前に発生するので、"X"符号116で示されるように、RI計時器が停止する。しかし、再伝送117は、この例では、移動局に到達しない。星型符号118は、伝送が阻止される、或いは、所定の受信信号強度に達しないことを示す。これにより、WAIT_TX_CNT計時器は、PRD間隔119が失効するまでインクリメントを継続する。左向き矢印120は、WAIT_TX_CNT計時器の失効を示す。計時器の失効は、移動局中の再伝送計数器RE_TX_CNTを"1"から"2"にインクリメントする。RE_TX_CNTは最大MAX_RE_CNTに到達しないので、RE_TX_CNTは、自動的に再開始され、別のPRD間隔を開始する。] [0031] 図7の例中、基地局は、所望の第二伝送117に対応するACK、或いは、NACKを受信しない。RI計時器が、右向き矢印121で示されるRI値に到達する時、RI計時器は失効する。図7の再伝送スキームは、伝送と再伝送間の時間間隔が"非同期(asynchronous)"であり、再伝送は、移動局の異なる期間での試みで、RI計時器は、再伝送117後、失効する。] 図7 [0032] 時間121で、RI計時器が失効すると、基地局100は、sub-burst#1の別の再伝送122を試みる。再伝送122は移動局に到達するが、CRC確認は失敗なので、移動局はNACK123を返送する。移動局が受信した再伝送がデコードできないと、移動局中のRE_TX_CNTがインクリメントされる。これにより、RE_TX_CNTは、再伝送122の受信に基づいて、"2"から"3"にインクリメントされる。しかし、"3"は、移動局のRE_TX_CNTのMAX_RE_CNT値である。図8のテストに基づくと、移動局は、MAX_RE_CNTがRE_TX_CNTに到達したと判断し、軟性結合バッファ中のsub-burst#1情報をフラッシュし、図のように、RE_TX_CNTを"0"にリセットする。WAIT_TX_CNT計時器もリセットされるが、開始はしない。] 図8 [0033] NACK123は、基地局100で受信される。NACK信号123が受信される時、基地局再伝送計数器は"3"値を有するので、基地局は、sub-burst#1の通信の試みを放棄する。次に、基地局100は、伝送126中、次のサブバースト、sub-burst#2の通信を試みる。このような状況で、移動局は、伝送126を受信するが、適切にsub-burst#2をデコードすることができない。HARQスキームによると、移動局は、軟性結合バッファにsub-burst#2を保存し、後続に備え、後続のsub-burst#2の再伝送と軟性結合する。斜線ボックス127は、軟性結合バッファに保存されるsub-burst#2情報を示す。有利な態様で、注意すべきことは、使用不能なsub-burst#1情報111は、前に軟性結合バッファからフラッシュされているので、sub-burst#2がデコードできないと判断された時、sub-burst#2情報127を軟性結合バッファ中に保存する空間を作ることである。反対に、図4の公知技術の実施例中、sub-burst#1情報28は、sub-burst#2伝送32を受信する時、軟性結合バッファ中に残っているので、軟性結合バッファはオーバーフローである。] 図4 [0034] 図9は、HARQメッセージが受信された時の図7の移動局101中のWAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器の操作のフローチャートである。最初、移動局はDL HARQメッセージを受信し(ステップ200)、HARQ割り当てメッセージを解析する(ステップ201)。メッセージは、マルチIEを含む"HARQ DLMAPIE"である。これらのIEs(DL_HARQ_Chase_SUBBURST_IE)の一つは、特定のサブバーストの特定の割り当てを通信する。割り当て情報から、移動局はDLサブフレーム中の特定のサブバースト(例えば、sub-burst#1)を探して、サブバーストのデータのデコードを試みる(ステップ202)。サブバーストがデコード可能な場合(CRC確認が成功)、移動局はACKを生成し、サブバーストをデコードして(ステップ203)、軟性結合バッファ中のこの特定のサブバーストに関する前に保存された情報を排除し(ステップ204)、WAIT_TX_CNT計時器をリセット、停止し(ステップ205)、RE_TX_CNT計数器をリセットする(ステップ206)。これらのタスクは、例えば、モバイル通信装置中のベースバンドプロセッサ集積回路により実行される。その後、生成されたHARQフィードバック信号(この場合、ACK)が伝送される(ステップ207)。ある例で、伝送の発生は、ベースバンドプロセッサにより、指令をモバイル通信装置中の別の伝送器集積回路に通信することにより実現する。] 図7 図9 [0035] HARQサブバーストがデコードされないと判断する場合(CRC確認失敗)(ステップ202)、移動局は、NACKを生成して(ステップ208)、WAIT_TX_CNT計時器をリセット、開始する(ステップ209)。サブバーストがサブバーストの第一伝送である(再伝送と反対)と判断されれば(ステップ210)、その後、RE_TX_CNTはリセットされ(ステップ211)、生成されたNACKが伝送される(ステップ207)。しかし、サブバーストが再伝送であると判断された場合(ステップ210)、RE_TX_CNTはインクリメントされる(ステップ212)。RE_TX_CNTのインクリメント値がMAX_RE_CNTであると判断された場合(ステップ213)、軟性結合バッファ中のサブバーストの前に保存された情報をフラッシュする(ステップ214)。RE_TX_CNTとWAIT_TX_CNTがリセットされ(ステップ215)、NACKが伝送される(ステップ207)。RE_TX_CNTのインクリメント値がMAX_RE_CNTに等しくないと判断される場合(ステップ213)、軟性結合バッファはフラッシュされず、計時器と計数器はリセットされず、NACKが伝送される(ステップ207)。] [0036] 図10は、移動局101のDLHARQメッセージが受信されない期間の操作のフローチャートである。DL HARQメッセージが受信された場合、処理は、図9の頂部のステップ200にジャンプする。そうでなければ、DL HARQメッセージが受信されないと、図10のステップを継続する。DLHARQ割り当てメッセージが少なくとも一つのフレーム期間の時間で受信されない場合(ステップ300)、WAIT_TX_CNT計時器がインクリメントされる(ステップ301)。WAIT_TX_CNT計時器のインクリメント値がMAX_RE_DELAY計数値(図7の所定再伝送遅延間隔119に対応)に達しないと判断される場合(ステップ302)、処理はステップ300に戻る。WAIT_TX_CNT計時器のインクリメント値がMAX_RE_DELAY計数値に到達したと判断される場合(ステップ302)、WAIT_TX_CNT計時器はリセットされ、再伝送計数器RE_TX_CNTはインクリメントされる(ステップ303)。RE_TX_CNTが最大再伝送計数値MAX_RE_CNTに到達したと判断する場合(ステップ304)、軟性結合バッファはフラッシュされ(ステップ305)、RE_TX_CNTはリセットされる(ステップ306)。RE_TX_CNTがMAX_RE_CNTに達していないと判断されると(ステップ304)、処理はステップ300に戻る。] 図10 図7 図9 [0037] 図11は、WAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器が、どのように共に操作して、図5の状況♯1下で発生する軟性結合失敗問題を回避するかを示すフローチャートである。最初に、移動局101中の再伝送計数器RE_TX_CNTは"0"値である。sub-burst#1の第一伝送400は移動局で受信されるが、デコードできない。伝送400は、第一伝送であり、再伝送ではないので、RE_TX_CNTはインクリメントされず、"0"で維持される。移動局はNACK401を返送する。基地局は、sub-burst#1の再伝送402を伝送することにより応答する。この再伝送もデコードできない。よって、移動局は、RE_TX_CNTを"1"にインクリメントして、NACKを返送する。次の再伝送403もデコードされず、RE_TX_CNTは"2"にインクリメントされる。しかし、図のように、次の伝送404は、移動局により受信されない。よって、移動局中のWAIT_TX_CNT計時器は、PRD間隔の後、失効する。左向け矢印405は、時間切れ状態を示す。WAIT_TX_CNT計時器が失効するので、移動局中のRE_TX_CNTは"3"にインクリメントされる。値"3"はMAX_RE_CNT値で、軟性結合バッファはすぐにフラッシュされ、RE_TX_CNTは"0"にリセットされる。図10のステップ306で示されるように、WAIT_RE_CNTはリセットされ、再開始されない。次に、sub-burst#2の伝送に、四回の失敗の試み406〜409が行われた後、基地局は、伝送410で、新しいサブバースト(sub-burst#3)の伝送を試みる。伝送410のAI_SN値("1")が受信した最新の伝送403のAI_SN値("1")と同じでも、移動局は、フラッシュイベントにより、軟性結合バッファが試されないことを察知する。sub-burst#3の第一伝送上中、sub-burst#3のデコードが成功する。] 図10 図11 図5 [0038] 図12は、WAIT_TX_CNT計時器とRE_TX_CNT計数器がどのように共に操作して、図6の状況♯2下で発生する軟性結合失敗問題を回避するかを示すフローチャートである。最初、移動局101中の再伝送計数器RE_TX_CNTは"0"値を有し、且つ、基地局中の再伝送計数器は"0"値である。基地局からのsub-burst#1の第一伝送500は、移動局で受信されるが、CRC確認は失敗で、サブバーストはデコードできないと判断される。伝送500はsub-burst#1の第一伝送で、再伝送ではないので、移動局中のRE_TX_CNTはインクリメントされず、"0"で維持される。移動局はNACK501を返送する。基地局は、sub-burst#1の再伝送502を伝送することにより応答する。この再伝送もデコードされない。よって、移動局は、RE_TX_CNTを"1"にインクリメントし、NACK503を返送する。図のような状況#2で、第三伝送の試み504は移動局により受信されない。よって、左向け矢印505で示されるPRD間隔の後、WAIT_TX_CNT計時器は失効し、RE_TX_CNTは"2"にインクリメントされる。RE_TX_CNTは、まだ、"3"値のMAX_RE_CNTに達しないので、WAIT_TX_CNT計時器はリセットされ、すぐ、再開始する。再開後のWAIT_TX_CNTの計時は垂直線506で示される。本例で、WAIT_TX_CNT計時器が再度失効する前、基地局は、sub-burst#1の第四伝送507の伝送を試みる。前に軟性バッファ中に保存されたsub-burst#1情報と伝送507からのsub-burst#1情報との軟性結合が成功し、CRC確認508が成功する。これにより、移動局101は、ACK509を返送する。従って、図6で示される公知の操作の第二種状況下で、軟性結合バッファが、時間43で、sub-burst#1情報の不要なフラッシュを行うのを回避する。新規のWAIT_TX_CNT計時器と再伝送計数器RE_TX_CNTは共に操作して、軟性結合バッファの早すぎるフラッシュを防止し、これにより、軟性結合の成功を可能にする。] 図12 図6 [0039] 上述の再伝送計数器(RE_TX_CNT)メカニズムと伝送待ち計時器(WAIT)TX_CNT)は、レシーバで、ハードウェア計数器とハードウェア計時器として実行されるか、或いは、ソフトウェア実行型計数器とソフトウェア実行型の計時器として実行される。ソフトウェア実行型計数器と計時器の場合、各メカニズムは、レジスタや他のタイプのシーケンシャルストレージ素子で、コンテンツはソフトウェアにより更新される。よって、このようなソフトウェア実行型の計数器メカニズム、或いは、計時器メカニズムは、適量のハードウェアを含んでも良い。] [0040] IEEE 802.16e具体例 上述の図7のIEEE 802.16m準拠システムで、基地局と移動局間で、パラメータ(例えば、RI値、或いは、MAX_RE_DELAY値)が協議され、その後、移動局は、そのパラメータを使用して、PRD間隔を定義する。これにより、基地局は、PRD間隔を設定することができる。しかし、一IEEE 802.16e準拠具体例で、基地局と移動局間でこのようなパラメータが協議されない。むしろ、移動局は、新規の計時器(LOST_MAP_CNT)を含み、移動局は、新規の計時器が失効する時間を設定する。移動局は、基地局から、あらゆるRI値、或いは、MAX_RE_DELAY値を受信することなく、LOST_MAP_CNTの失効時間を設定する。図7のIEEE 802.16m準拠具体例と、ここでのIEEE 802.16e準拠具体例間の第二差異は、軟性バッファがフラッシュされるメカニズムにある。図7の具体例中、RE_TX_CNTが図8で示されるMAX_RE_CNTに達する場合、軟性結合バッファはフラッシュされる。しかし、802.16e具体例中、新規の計時器が、第一スレショルド時間THR1が到達したことを示す場合、軟性結合バッファはフラッシュされない。むしろ、新しい計時器がTHR1に到達する場合、軟性結合バッファ中のサブバースト情報は"マーク(marked)"されるが、マークされた情報はフラッシュされない。このシステムは操作を継続する。一後続時間で、別のHARQサブバーストが軟性結合バッファ中に書き込まれる時、軟性結合バッファはオーバーフローで、この時間(例えば、新規の計時器が、第二スレショルド時間THR2が到達したことを示す時)、前の"マークされた"情報はフラッシュされ、これにより、新しいHARQサブバースト情報に空間を生成して、軟性バッファのオーバーフローを防止する。] 図7 図8 [0041] 図13〜図16は、IEEE 802.16e具体例の操作を示すフローチャートである。IEEE 802.16eも非同期HARQ再伝送スキームを使用する。DLHARQサブバーストがMSで受信されなければ、図13のプロセスが発生する。DLHARQメッセージが受信されない場合(ステップ600)、"LOST_MAP_CNT"計時器がインクリメントされる(ステップ601)。LOST_MAP_CNTのインクリメント値が第一スレショルド時間THR1が到達したことを示す場合(ステップ602)、軟性バッファは、軟性バッファ中のどの情報もフラッシュしないし、マークもしない。第一スレショルドTHR1の到達は、LOST_MAP_CNT計時器の計数値と第一スレショルド計数値が等しいことにより示される。] 図13 図14 図15 図16 [0042] しかし、第一スレショルド時間THR1が到達したと判断する場合(ステップ602)、処理は、第二スレショルド時間THR2が到達したと判断するまで継続される(ステップ603)。第二スレショルド時間THR2の到達は、LOST_MAP_CNT計時器の計数値とTHR2計数値が等しいことにより示される。第二スレショルドTHR2が到達しないと判断される場合(ステップ603)、軟性バッファに保存された現在のデコード不能なHARQサブバースト情報がマークされるか(ステップ604)、指定される。名詞"ぼやけ(blur)"は、ここで、このようなHARQサブバーストを称するのに用いられる。その後、基地局は、新しいHARQサブバーストを伝送するか、或いは、現在のHARQサブバーストの再伝送を続けて試みる。しかし、第二スレショルド時間THR2が到達したことと判断する場合(ステップ603)、軟性バッファがオーバーフローする危険がある。マークされたHARQサブバーストは軟性バッファからフラッシュされる(ステップ605)。どのように、二個のスレショルド時間THR1とTHR2が、図14と相関するのかが以下で示される。] 図14 [0043] 移動局がDLHARQメッセージを受信する(ステップ606)のに対応して、図14のプロセスが発生する。HARQ割り当てメッセージが解析される(ステップ607)。HARQサブバーストがデコードできると判断される場合(ステップ608)、ACKが生成され(ステップ609)、軟性バッファが除去され(ステップ610)、生成されたHARQフィードバック信号が伝送される(ステップ611)。HARQサブバーストがデコードできないと判断される場合(ステップ608)、NACKが生成される(ステップ612)。伝送が新しい伝送であると判断される場合(ステップ613)、RE_TX_CNTはリセットされ(ステップ614)、スレショルド時間値THR1とTHR2が計算される(ステップ615)。一例で、THR1が(MAX_RE_CNT + 1 - RE_TX_CNT)*MIN_INTVLに等しくなるように計算され、MIN_INTVLは3フレーム時間である。フレーム時間が5ミリセカンドの場合、MIN_INTVLは15ミリセカンドである。THR2は(THR1 + MAX_RE_CNT * MIN_INTVL)に等しくなるように計算される。THR1とTHR2の計算後(ステップ615)、生成されたHARQフィードバック信号は伝送される(ステップ611)。THR1とTHR2値は、時間間隔、或いは、時間回数、或いは、時間間隔、回数に等しい計数値で、どのようにLOW_MAP_CNT計時器が実行されるかによって決まる。] 図14 [0044] 伝送が新しい伝送でないと判断された場合(ステップ613)、RE_TX_CNTがインクリメントされる(ステップ616)。RE_TX_CNTのインクリメント値がMAX_RE_CNTに等しくないと判断される場合(ステップ617)、上述の説明のように、THR1とTHR2が計算される(ステップ615)。しかし、RE_TX_CNTのインクリメント値がMAX_RE_CNTに等しいと判断される場合(ステップ617)、HARQサブバーストが軟性バッファからフラッシュされる(ステップ618)。別の具体例で、他の条件がある(図示されない)。イベントRE_TX_CNT内の軟性バッファコンテンツに暫定的にタグをするMSは、THR1とTHR2の間にある。MSが、後続で、軟性バッファがオーバーフローになりそうであると判断する場合、MSが軟性バッファをフラッシュして、オーバーフローを防止する時、移動局は、まず、マークされたバッファコンテンツをフラッシュする。] [0045] 図13と図14の処理を実行する移動局の一例中、移動局内のデジタルベースバンド集積回路は、"LOST_MAP_CNT"計時器メカニズム、軟性結合バッファ、プロセッサ読み取り可能媒体(processor-readable medium)に保存される命令を実行するデジタルプロセッサ、を含む。プロセッサ読み取り可能媒体は、例えば、移動局の一部である適量の半導体メモリである。メモリに保存され、プロセッサにより実行されるソフトウェアは、プロセッサが、図13と図14のステップ中に入り込んでしまう。図14のステップ611中、HARQフィードバック信号は、移動局の伝送器集積回路により、移動局から伝送される。] 図13 図14 [0046] 図15は、図13のプロセスの選択可能な処理プロセスを示す図である。図15のステップ600と601〜605は、図15のプロセスで実行される。同じ参照符号が用いられて、図13と図15中の同じステップを示す。しかし、図15で、連続したDL-MAPの損失があると判断される場合(ステップ620)、LOST_MAP_CNT計時器はリセット、或いは、除去される(ステップ619)。] 図13 図15 [0047] 注意すべきことは、図13と図15は、一フレーム時間内で実行される操作を示していることである。各フレームの開始で、MSは、図13/15のステップに追随しているか、或いは、図14のステップに追随しているか判断する。従って、図16で示されるように、MSがHARQ割り当てIEによりDL-MAPを受信する時、MSは、図14の操作を実行する。一方、DL-MAPが受信されない場合、MSは、図13/15の操作を実行する。] 図13 図14 図15 図16 [0048] 図16は、図13〜図15の具体例のIEEE 802.16e DLHARQ操作の例を示すタイミング図である。DLサブフレームの開始(i)で、基地局は、DL-MAP中、DL HARQ割り当てメッセージを伝送する。DLサブフレーム(i)は、図16で、"DL i"である。基地局の操作は、サブフレームのシーケンスの頂部で説明し、移動局の操作は、サブフレームのシーケンスの底部で説明する。本例中、HARQデコードが失敗なので、移動局はメッセージを受信し、UL sub-frame(i+1)中、HARQ NACKを基地局に返送する。基地局は、その後、次のDLサブフレーム(i+2)で、再伝送を試みる。移動局は再伝送を受信するが、HARQサブバーストのデコードを成功させることができず、HARQ NACKを返送する。次に、基地局は、DLサブフレーム(i+4)中、割り当てメッセージを再伝送する。本例で、この再伝送はブロックされる。移動局は、割り当てメッセージをデコードできず、よって、図13、或いは、図15のプロセスにより、移動局のLOST_MAP_CNT計時器をインクリメントする。] 図13 図14 図15 図16 [0049] 本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。]
权利要求:
請求項1 方法であって、(a)HARQサブバーストの最新の伝送が受信された後、伝送待ち計数器(WAIT_TX_CNT)を用いて、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のサブバーストの再伝送が所定の再伝送遅延(PRD)間隔で受信されたかを判断するステップと、(b) 前記ステップ(a)で、前記HARQサブバーストの再伝送がPRD間隔で受信されないのに対応して、再伝送計数器(RE_TX_CNT)をインクリメントするステップと、(c) 前記(RE_TX_CNT)が最大再伝送計数(MAX_RE_CNT)に達する場合、軟性結合バッファをフラッシュするステップと、からなり、前記WAIT_TX_CNT、前記RE_TX_CNT、及び、前記軟性結合バッファは、移動局で維持され、前記のステップ(a)〜(c)は前記移動局上で発生することを特徴とする方法。 請求項2 前記ステップ(b)は、前記RE_TX_CNTをインクリメントするステップを含み、前記移動局が、前記HARQサブバーストのデコード不能な再伝送を受信することに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記RE_TX_CNTをインクリメントするステップは、計時メカニズムを使用し、前記PRD間隔のタイミングを追跡するステップと、前記計時メカニズムを使用して、前記計時が前記PRD間隔の終わりに達すると判断する場合、前記計時メカニズムが前記計時を再開して、前記PRD間隔のタイミングを追跡するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 前記PRD間隔は、前記WAIT_TX_CNTが、HARQサブバーストの再伝送が受信されたと判断することを許す最大再伝送遅延間隔であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項5 前記ステップ(a)中、前記PRD間隔は一時間間隔で、前記時間間隔は、前記移動局により、前記HARQサブバーストの最新伝送を受信する時に開始されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項6 前記ステップ(a)中、前記PRD間隔は一時間間隔で、前記時間間隔は、前記移動局により、否定応答(NACK)を伝送する時に開始されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項7 前記WAIT_TX_CNTはPRD間隔の計時を開始する時、前記HARQサブバーストの前記最新伝送の受信に対応するが、前記WAIT_TX_CNTのインクリメントは、前記移動局が前記再伝送の否定応答(NACK)を伝送する時開始されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項8 更に、(d) 前記RE_TX_CNTをリセットし、前記移動局上で、別のHARQサブバーストの伝送を受信することに対応するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項9 更に、(d) 前記RE_TX_CNTをリセットして、前記移動局上で、前記HARQサブバーストのデコード可能な再伝送を受信することに対応するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項10 前記(c)のフラッシュは、前記HARQサブバーストに関するHARQサブバースト情報のフラッシュで、別のHARQサブバーストに関する別のHARQサブバースト情報は前記軟性結合バッファ中で保存が維持され、フラッシュされないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項11 前記PRD間隔は一時間間隔で、前記時間間隔は、前記WAIT_TX_CNTの一インクリメントから次のインクリメントの固定時間量であることを特徴とする方法。 請求項12 前記PRD間隔は一期間で、前記期間は、複数のフレームの一持続時間に等しいことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項13 前記ステップ(a)中、前記WAIT_TX_CNTが最大再伝送計数(MAX_RE_CNT)に達する場合、前記HARQサブバーストの再伝送は、PRD間隔で受信されていないと判断することを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項14 方法であって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)バーストを受信し、前記HARQバーストのデコードを試みるステップと、再伝送計数器(RE_TX_CNT)が、(i)前記HARQサブバーストをデコードできないか、或いは、(ii)所定の再伝送遅延(Predetermined Retransmission Delay、PRD)間隔中に、前記HARQサブバーストの再伝送を受信しない場合、インクリメントされるステップと、前記RE_TX_CNTが最大再伝送計時(MAX_RE_CNT)に達する場合、軟性結合バッファから、前記HARQバーストを放棄するステップと、からなることを特徴とする方法。 請求項15 前記HARQバーストの二回の連続再伝送間の一再伝送間隔(RI)は、前記PRD時間間隔より小さいことを特徴とする請求項14に記載の方法。 請求項16 更に、前記HARQバーストがデコード可能な場合、前記RE_TX_CNTをリセットするステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 請求項17 更に、第二HARQバーストが受信される場合、前記RE_TX_CNTをリセットするステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 請求項18 装置であって、HARQバーストの受信後、(i)前記HARQバーストがデコード不能であるか、或いは、(ii)前記HARQバーストの再伝送が、所定再伝送遅延(PRD)間隔で、前記装置上で受信されない場合、インクリメントする再伝送計数器(RE_TX_CNT)メカニズムと、前記装置上で、前記HARQバーストの再伝送を受信しない時、前記PRD間隔が失効しているか判断する伝送待ち計時器(WAIT_TX_CNT)メカニズムと、RE_TX_CNTが最大再伝送計数(MAX_RE_CNT)に達する場合、前記HARQバーストに関するHARQバースト情報をフラッシュする軟性結合バッファと、からなることを特徴とする装置。 請求項19 更に、前記再伝送計数器メカニズムと前記伝送待ち計時器メカニズムに動作可能なように結合されるプロセッサを含み、前記プロセッサは、前記軟性結合バッファをいつフラッシュするか判断することを特徴とする請求項18に記載の装置。 請求項20 前記装置は移動局であることを特徴とする請求項18に記載の装置。 請求項21 前記RE_TX_CNTメカニズムはハードウェア計数器を含み、前記WAIT_TX_CNTメカニズムはハードウェア計時器を含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。 請求項22 前記RE_TX_CNTメカニズムはソフトウェア実行型計数器で、前記WAIT_TX_CNTメカニズムはソフトウェア実行型計時器であることを特徴とする請求項18に記載の装置。 請求項23 方法であって、基地局(BS)から移動局(MS)に一値を伝送するステップを含み、前記MSは前記値を用いて、所定再伝送遅延(PRD)間隔時間を設定し、前記HARQサブバーストの最新伝送を受信後、前記PRD間隔中に、前記移動局が、前記基地局からの前記HARQサブバーストの再伝送を受信しない場合、前記移動局中の伝送待ち計時器メカニズム(WAIT_TX_CNT)が失効することを特徴とする方法。 請求項24 前記値は、前記BSから通信するDSA-RSPメッセージに含まれることを特徴とする請求項23の方法。 請求項25 前記値は、前記BSから通信するIEEE 802.16準拠伝送中に含まれることを特徴とする請求項23の方法。 請求項26 方法であって、(a)タイマーを使用して、移動局がデコード不能なHARQサブバーストを受信後の経過時間量を追跡するステップと、(b) 前記経過時間量が第一スレショルド時間に達する場合、軟性結合バッファ中の情報をマークし、マークされた前記情報は前記デコード不能なHARQサブバーストの情報であるステップと、(c) 前記経過時間量が第二スレショルド時間に達する場合、前記軟性結合バッファ中のマークされた前記情報をフラッシュするステップと、からなり、前記ステップ(a)〜(c)は前記移動局上で発生し、及び、前記計時器と前記軟性結合バッファは前記移動局の一部であることを特徴とする方法。 請求項27 更に、(d) 前記移動局上に、再伝送計数器(RE_TX_CNT)を設置するステップと、(e) 前記移動局上で、前記第一スレショルド時間に対応する第一計数器数値を判断し、前記ステップ(e)の判断は、少なくとも一部が一フレーム時間パラメータ(MIN_INTVL)、及び、前記RE_TX_CNTにより示される再伝送計数に基づくステップと、(f) 前記移動局上で、前記第二スレショルド時間に対応する第二計時器数値を判断するステップと、からなることを特徴とする請求項26に記載の方法。 請求項28 装置であって、前記装置がデコード不能なHARQサブバーストを受信した後の経過時間量を追随する計時器メカニズム(LOST_MAP_CNT)と、前記デコード不能なHARQサブバーストのHARQ情報を保存する軟性結合バッファと、前記計時器が示す前記経過時間が第一スレショルド時間(THR1)に達する場合、前記HARQ情報をマークし、及び、前記計時器が示す前記経過時間が第二スレショルド時間(THR2)に達する場合、前記軟性結合バッファが前記HARQ情報をフラッシュするのを制御する一メカニズムと、からなることを特徴とする装置。 請求項29 前記装置は移動局で、前記移動局は集積回路を含み、前記計時器メカニズム、前記軟性結合バッファ、及び、前記HARQ情報をマークする前記メカニズムは、前記集積回路の一部であることを特徴とする請求項28に記載の装置。 請求項30 前記集積回路は、命令を実行するプロセッサを含み、前記計時器メカニズムはソフトウェア実行型計時器で、第一指令集を含み、及び、前記HARQ情報をマークする前記メカニズムはソフトウェア実行型で、第二指令集を含むことを特徴とする請求項29に記載の装置。 請求項31 方法であって、(a)タイマーを使用して、移動局がデコード不能なHARQサブバーストを受信した後の経過時間量を追跡するステップと、(b) 前記経過時間が第一スレショルド時間に達する場合、軟性結合バッファ中の情報をマークし、前記マークされた情報は前記デコード不能なHARQサブバーストの情報であるステップと、(c) 前記移動局が前記軟性結合バッファがオーバーフローであると判断する場合、前記軟性結合バッファ中の前記マークされた情報をフラッシュするステップと、からなり、前記ステップ(a)〜(c)は前記移動局上で発生し、及び、前記計時器と前記軟性結合バッファは前記移動局の一部であることを特徴とする方法。 請求項32 更に、(d) 前記経過時間が第二スレショルド時間に達する場合、前記軟性結合バッファ中の前記マークされた情報をフラッシュするステップを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
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公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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